知多の岬に、あらたな灯がともります。
「灯屋 蕉風楼」

照らし出すのは、うつくしい自然の風景だけではなく、
ゆたかに息づく、食や、手仕事、建築などの、いとなみの歴史。
万葉の時代から、おおくの歌枕となってきた伊勢湾と、
それをめぐる地の恵みがここにあります。

松尾芭蕉が、「蕉風」を確立したとされる『おくのほそ道』も、
大垣に着き、伊勢の二見浦へと漕ぎ出すところでしめくくられます。
自然の美、土地の歴史、ひとびとの暮らしに、旅のこころを見つける。
そんな芭蕉にみちびかれるように、「蕉風楼」は名づけられました。

お客さまが、それぞれの人生の旅路で、
ひととき日常を忘れ、こころを遊ばせる。
そうした「余白」が、ほんとうのぜいたくをかたちづくるはず。
ひとつひとつのおもてなしに、また宿のシンボルである〈海の茶室〉にも、
そんな想いをこめています。

かつて、この地の目印のひかりだった、わたしたちの宿の歴史。
みなさまの旅に、おもてなしの灯をともしたい。
「灯屋 蕉風楼」は、お出でをお待ちしております。

夕暮れの空の下に佇む、和風建築の荘厳な正門。瓦屋根の奥にはもう一つの高楼が覗き、石畳の小道の先には、明るく灯された行燈と、青地に白い模様と「灯屋 蕉風楼」と記された暖簾がかけられた、温もりある玄関口が見えます。

伊勢湾・三河湾、ふたつの海に抱かれた知多半島。
おだやかな潮の恵みと、温暖な大地の実り。
自然と人のいとなみが重なりながら、
この土地のゆたかさを育んできました。

港に大豆と塩が集まり、
味噌やたまり醤油の蔵が軒を連ねました。
きめ細やかな土を含む地層からは、
常滑の焼き物が生まれ、
土と火のものづくりが、
脈々と受け継がれています。

風にそよぐ竹林。
季節ごとに表情を変える海。
沖をゆく船の目印となった灯。

海と大地、人の手によって紡がれてきた
知多の風土を、
どうぞお愉しみください。

オレンジ色に染まる夕空のもと、落ち着いた青い海をゆく船と、水平線上に浮かぶ島々のシルエット。

青々とした葉と熟したみかんの果実、伝統的な蔵に並ぶ醸造用の大きな木樽、陽の光を浴びる常滑焼の壺や茶器の並び。

ザルに盛られた新鮮な山菜、湯気が立ち上る土鍋の炊き込みご飯、網の上で香ばしく焼かれる海老やサザエなどの海鮮。

まっすぐに伸びる青竹が連なり、間から爽やかな日差しが差し込む静かな竹林の風景。

その土地のものを食すことは、
その土地と交わること。

昔の旅人に想いを馳せ、
句に詠まれた四季の情景を、
料理に映しました。

知多半島の素材を大切に、
旬の味わいを生かして。
炭火料理では、ゆっくりと火を入れ、
食材が本来もつ旨みを引き出します。

この場所、この季節だからこその
一皿をどうぞ。

皿に盛られた鮮魚のお造りと、その上に銀の箸で丁寧に紫色の花穂(穂紫蘇)を添える料理人の手元。

竹ザルに盛られた、みずみずしいトマトや茄子、オクラなどの新鮮な夏野菜。

赤赤と起きる炭火の網の上で、トングを使いアワビやハマグリ、魚をじっくりと焼き上げる調理の手元。

木の梁が張り巡らされた高い天井と間接照明のもと、棚に酒瓶が並ぶ石造りのカウンターと落ち着いた通路が伸びる食事処の内観。

湯けむりの向こうに、
悠々と広がる伊勢湾。

美人の湯と呼ばれる温泉が、
やわらかく肌を包みます。

心身をととのえるサウナ付きと、
茶室をイメージした、ふたつの貸切風呂。

海の気配とともに、
こころほどける時間をお過ごしください。

大きな開口部から青く広がる伊勢湾を一望できる温泉大浴場。

竹の列柱で囲まれた情緒ある浴室と、目の前に広がる夕焼けの海と山並みを望む露天風呂。

海を望む、わずか10室の客室。

一室一室、異なる句から情景を読み取り、
色彩や素材に趣を重ねました。

全室に温泉露天風呂をご用意。
プールやサウナを備えたお部屋もございます。

十の部屋に、十の情景。
時とともに移ろう景色に身をゆだね、
ゆっくりと、満たされていきます。

高い勾配天井と温かみのある照明に包まれたリビングから、夕暮れの海が一望できるテラスと客室露天風呂へと続く客室。

水面がきらめくプール付きテラスと、ガラス越しにベッドエリアやソファーが広がるモダンな客室。

庭を眺め、茶の香りが立つのを待つ。
〈海の茶室〉と、海にひらいた〈みおの間〉。
旅路の中で、日常から少し離れ、こころを遊ばせる余白。
ほんとうのぜいたくを感じる時間が、ここにはあります。

夜の静寂のなか、ライトアップされた石畳の橋の先にたたずむ、水盤と庭園に囲まれた幻想的な「海の茶室」。

四季折々の庭に囲まれた、
蕉風楼のシンボル「海の茶室」。

宿をイメージしたオリジナルブレンドや、
季節に寄り添うお茶をご用意。
香りや味わいとともに、
静かな時間が流れます。

庭を眺めながら一服したり、
自然の小さな変化に目を留めながら、
こころを遊ばせるひとときを。

漆器のような黒い丸皿の上に盛られた、ツヤのある色鮮やかな煎茶の茶葉。

雲のような大きな吊り下げ照明のもと、中央にソファが置かれ、ガラス越しに伊勢湾の水平線が広がる「みおの間」。

伊勢湾と三河湾を望む高台に設けた
「みおの間」。

夕暮れから夜へと向かうころ、
海に浮かぶ漁火が、
この土地のいとなみを静かに伝えます。

光や風、時間帯によって
表情を変える海を眺めながら、
朝は挽きたてのコーヒーを、
夜には少しのお酒を。

そのときどきの知多の景色とともに、
ゆったりとお過ごしください。

夕暮れ時のグラデーションに染まる空と水面、水平線にたたずむ島影と小さな船の情景。

〒470-3503
愛知県知多郡南知多町師崎高岩57

TEL.0568-61-2204

※お問い合わせのお電話は、
同ブランド「灯屋 迎帆楼」にて承ります。

  • 名古屋駅より名鉄特急約50分の「河和駅」より
    タクシーで約20分
  • 中部国際空港(セントレア)より
    タクシーで約35分
  • 師崎港よりタクシーで約3分

名鉄「河和駅」より
送迎サービスをご利用いただけます。
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